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黒澤行政書士事務所    行政書士  黒澤洋二

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入居者負担額について

入居者負担額

入居者負担としては、サービス利用自己負担金と家賃の他に、以下のものがあります。

水道光熱費

負担方法は、グループホームによっていろいろな方法があります。例えば戸建てタイプのグループホームの場合、通常、水道・電気・ガスは、入居者と支援者スタッフとが一緒に使用することになるので、合計数を入居者数 + スタッフ分で分割することが考えられます。それぞれのグループホームの実情に合わせて、適切な方法を検討すること。

食費

食費負担についてもいろいろな方法があります。
(1)入居者一人につき決まった額を集めて(例えば30,000/月)その範囲の中で食事にかかる費用をまかなっている場合
(2)食事の値段を決め(例えば、朝200円、昼300円、夜500円)、予約申込方式で入居者が食べる分について計算をし
   て、一週間分、あるいは一ヶ月分単位で集金する場合グループホームの実情に合わせて検討すること。

実費計算例] 前提・・・食材費の割合を「朝食:夕食=1:2」と設定
<計算条件ア>利用者A・B・C・Dが入居
<計算条件イ>○月分の食材費の総額が75,000円
<計算条件ウ>朝食をとった回数:A 30食 B 30食 C 20食 D 20食
<計算条件エ>夕食をとった回数:A 30食 B 20食 C 20食 D 10食

計 算
(1)食材費総額75,000円について、朝食と夕食それぞれにどれだけかかったか算出
   朝食:75,000円×1/3=25,000円     夕食:75,000円×2/3=50,000円
(2)朝食の食数の合計と夕食の食数の合計を算出(条件ウまたはエより)
   朝食:30+30+20+20=100食    夕食:30+20+20+10=80食
(3)朝食および夕食の一食当たりの食材費((1)÷(2))
   朝食:25,000円÷100食=250円     夕食:50,000円÷80食=625円
(4)利用者から徴収する食費((3)×条件ウまたはエ)
   A : 250円×30食+625円×30食=26,250円
   B : 250円×30食+625円×20食=20,000円
   C : 250円×20食+625円×20食=17,500円
   D : 250円×20食+625円×10食=11,250円

日用品費

様々な呼び方がありますが、毎日の生活で入居者が使う日常物品(トイレットペーパー、電球、みんなで読む新聞代等)をまかなうための費用として集めるものです。
必要な金額を算出して、月額で集めることが多いようですが、日用品費でまかなう内容を含め、入居者との合意が必要です。

障害福祉サービス等における日常生活に要する費用の取扱いについて
「その他の日常生活費」の受領に係る基準
 
介護給付費等の対象となっているサービスと明確に区分されないような曖昧な名目による費用の受領は認められないこと。
したがって、お世話料、管理協力費、公益費、施設利用補償金といったあやふやな名目の費用の徴収は認められず、費用の内訳が明らかにされる必要がある。
「その他の日常生活費」と区分されるべき費用の取扱い
 
預り金の出納管理に係る費用については、「その他の日常生活費」とは区分されるべき費用である。
預り金の出納管理に係る費用を入居者から徴収する場合には、
(1)責任者および補助者が選定され、印鑑と通帳が別々に保管されていること。
(2)適切な管理が行われていることの確認が複数の者により常に行える体制で出納事務が行われること。
(3)入居者との保管依頼書(契約書)、個人別出納台帳等、必要な書類を整えていること等が満たされ、適 
   正な額を定めることとし、例えば、預り金の額に対し、月当たり一定割合とするような取扱いは認られないものである。

入居者に金銭の支払いを求める場合の考え方

障害福祉サービス等の提供に要する費用として介護給付費等に含まれるものについては、入居者から徴収することはできない。介護給付費等の対象に含まれない費用については、入居者から金額を徴収することが可能とされている。また、入居者から金銭を徴収することができるのは、当該金銭の使途が直接当該入居者の便宜を向上させるものであって、当該入居者に支払いを求めることが適当であるものに限られるものである。金銭の支払いを求める際は、当該金銭の使途および額並びに入居者に金銭の支払いを求める理由について書面によって明らかにするとともに、入居者の同意を得なければならないものである。       

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武蔵野・三鷹支部所属の当事務所は、障害者総合支援法に基づくグループホーム設立のための事業者指定申請書類作成、開設後の請求事務・変更届等の提出書類作成までを広範囲にサポートしています。
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