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黒澤行政書士事務所    行政書士  黒澤洋二

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事業計画・収支予算を立てよう!~開設を考えている方~

グループホームの開設を考えているのなら、まず事業計画を立てそれに基づいて収支予算書を作成してみましょう。
とは言え、障害者グループホームで働いた経験のない方には「何をどのように計画を立てたらよいか」分からないと思いますので、無理だと思います。
そのような方は、グループホームを見学するなり、働いてみることをお勧めします。
私は、他人の話を聞くよりも実体験に勝るものはないと考えています。
また、「自分は経営するだけだから」と言って書面上の事として済ませようとする方がおりますが、経営者であればこそ現場を理解することで自己の経営に生かすことができるのではないでしょうか。

1.事業計画書を作成する際の考えるべき内容
  ① グループホームをどのように運営していくか(運営方針)
  ② 利用者に対しての支援内容
  ③ 主たる対象 知的障害者or精神障害者or身体障害者
  ④ 支援区分はいくつ位を想定しているか
  ⑤ 利用者の定員数
  ⑥ 利用者及び職員の一日の動き
  ⑦ 年間行事

  ①・②は各事業所の「グループホームの独自性」を発揮できるところですので、じっくり考えてみましょ
  う。
  ③については、東京都でしたら「精神障害者には施設借上費」があることを考えると「精神障害者」も対象
  者に含めておいた方が良いでしょう。
  ④については、支援区分によって訓練等給付費の単位数が異なりますので、収支を立てる際に重要です。
  区分は「なし~6」までありますが、「6」が最も単位数が高く「なし」が低くなっています。  
  ⑤の利用者の定員数は世話人の常勤換算する際の基準になります。  
  ⑥の一日の動きを作成することによって、人員配置時間帯・時間数のおおよその予想がつきます。
  ⑦の年間行事ですが、②の支援内容と重なりあってきます。

2.収支予算書を作成する際の考えるべき内容
  ① 収入見込み
   ア 訓練等給付費(国保連) 東京都の方でしたら都加算額も加えて作成します。
   イ 特定障害者特別給付費(上限額負担のない利用者に支給されます。家賃額が10,000円を超えれば10,
     000円、10,000円未満であればその額になります。)
   ウ 利用者負担額・・・家賃、食材料費、光熱水費、日用品費
  ② 支出見込
   ア 人件費
   イ 家賃
   ウ 食材料費
   エ 光熱水費
   オ 通信費
   カ 諸経費(事務費等)
   キ 社会保険料等

  家賃は賃貸借物件であるなら、賃貸借契約書に記載された金額になります。
  予想立てにくいのが人件費だと思いますが、事業計画書で職員のおおよその配置時間が分かると思います
  ので、時間単価をかけて予想できるのではないかと思います。
  管理者は常勤でなければなりませんので、基本給をいくらに設定するのか。サービス管理責任者や資格   
 (介護福祉士等)を保持している支援者に対して資格手当を支給するのかを決定していくことになります。

 

3.事業計画書・収支予算書を検討してみよう!
  ① ☑を入れて確認
   ☑ 世話人・生活支援員・サービス管理責任者・管理者の配置時間に誤りはないか。
   ☑ 夜間支援従事者を兼ねている従事者の労働時間は法定労働時間内に収まっているか。
   ☑ 法定休日は守られているか。
   ☑ 賃金は最低賃金以上を設定しているか。
   ☑ 食材料費は高すぎないか。
  ② 収益について
   次に年間を通しての収益について検討しよう。
   ここで思ったより収益が少ないとして、2ユニット同時に開設しようとする事業者がおります。
   しかし、ここで考えてほしいのは運営していく過程で何が起こるのか分からないということです。
   目先の利益ばかり考えないで、長い目で物事を捉えることが大切です。
   私は1年間を通して、少なくとも半年間は1ユニットに専念し、そこで自己の支援内容を確立し従業員を
   育てることに費やした方が事業展開し易いのではないでしょうか。
   今は人が集まらない時代ですから、人を育てることの重要さはなおさらです。

  

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武蔵野・三鷹支部所属の当事務所は、障害者総合支援法に基づくグループホーム設立のための事業者指定申請書類作成、開設後の請求事務・変更届等の提出書類作成までを広範囲にサポートしています。
グループホーム設立をお考えの方、全力で応援いたします!!

 サービス管理責任者などのスタッフ採用、開業後の運営サポート、業務効率化などで
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